三井化学が豆蔵と共同開発した盛り付けロボット「美膳」(写真は開発中のもの)

三井化学は、中食工場向けの盛り付けロボットを開発したと発表した。コンビニエンスストアやスーパーで販売される弁当や総菜などの盛り付け工程を自動化するロボットで、人の作業と同等の生産能力を持つ。交換可能なハンドで迅速な生産切り替えにも対応する。今後は本格的な事業化フェーズに移行する計画だ。

新型ロボットの名称は「美膳」。システム構築やロボット開発支援などを手掛ける豆蔵(東京・新宿)と共同開発した。三井化学が持つ高機能樹脂素材や素材に関する開発・製造ノウハウと、豆蔵が持つロボットや人工知能(AI)、ソフトウエア開発力を組み合わせた。

三井化学はこれまでのロボット事業でのOEM(相手先ブランドによる生産)の経験から組み立て製造技術を獲得しており、今回初めて自社ブランドとして美膳を製造・販売する。

中食工場で人が作業した場合の生産能力が2000食/時なのに対し、現行の盛り付けロボットの生産性は1200食/時程度という。今回開発した美膳は人の作業と同等の生産能力を持ち、人とロボットが協働するラインでも高い生産性を維持できるとする。作業員が接近すると、自動で減速・回避・停止する安全機能も備える。

中食工場では、多品種生産により頻繁な生産切り替えが求められる。新型ロボットは製造ライン内を移動可能なキャスターなどを備え、簡単に交換できるハンドを採用することで短時間での切り替えが可能だ。またAIによる画像認識技術により、食品形状のばらつきやトレイの位置ずれ修正などにも対応する。

両社は、実際の工場環境下で新型ロボットの実証試験を重ね、実用レベルの性能と安全性を確認している。12月3〜6日に東京ビッグサイト(東京・江東)で開催される「2025国際ロボット展」で初公開する予定だ。

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