
太平洋セメントは27日、1881年の創業以来初のテレビCMを放映すると発表した。12月1日から全国で放映する。CMには俳優の上白石萌音さんを起用し、セメント産業の役割などをアピールする。特に個人投資家や就活生などへの認知度向上を目指す。
CMは「スゴイよセメント篇」と題し、セメントがビルや橋などに形を変えていく様子をCGを使い表現した。暮らしを支える素材であることをアピールする。テレビのほか公式WEBサイトやユーチューブ、TVerなどでも配信する。

太平洋セメントの田浦良文社長はCM発表会で「セメントがインフラ建設や災害復興などで貢献しているが、実はあまり知られていない」と話した。CMを通し新NISAなどが浸透するなか個人投資家への認知度向上を狙う。就活生に対するイメージアップや社員のエンゲージメント向上も図る。
CMに起用された上白石萌音さんは「撮影の際にセメントには廃棄物が使われていることを知ったが、より多くの人にもそのことを知ってもらいたい」と話した。
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