バーチャル・サンリオ・ピューロランドの様子© 2025 SANRIO CO., LTD

サンリオは27日、インターネット上に仮想現実(VR)のテーマパーク「Virtual Sanrio Puroland(バーチャル・サンリオ・ピューロランド)」を新設すると発表した。12月11日午後6時に開設する。各国から24時間365日アクセスでき、2027年に年間来場者数500万人を目指す。

パレードやアトラクション、キャラクターとのグリーティングなど複数のコンテンツを用意する。個人クリエーターや他社IP(知的財産)とのコラボレーションも企画する。手元のスマートフォンやパソコン、VRゴーグルで参加できる。アーティストのコンサートチケットなど一部を除き、無料で公開する。

VRイベント「Sanrio Virtual Festival(サンリオ・バーチャル・フェスティバル)」を期間限定で過去4回開催してきたが、常設サイトとして設けるのは今回が初めて。期間限定イベントへの来場者数は累計1000万人を超え、北米など海外からのアクセスが5割超を占める。担当者は「国境も時間も関係なくつながることで、ファンとの接点を増やしたい」とした。

BUSINESS DAILY by NIKKEI

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