佐賀県は27日、中国の格安航空会社(LCC)の春秋航空が12月1日から佐賀空港(佐賀市)と中国・上海の上海浦東国際空港を結ぶ路線を現在の半分の週2往復に減便すると発表した。
県地域交流部空港課によると、今週初めに春秋側から減便の可能性を検討しているとの話があったという。佐賀―上海便は11月の平均搭乗率は90%台だった。中国外務省が国民に日本への渡航自粛を呼びかけて以降、搭乗率が低下し、28日は予約ベースで57%となっていた。27日までに春秋側が12月以降の減便を決定した。
春秋航空は2012年1月に佐賀空港初の国際便として上海便を就航した。新型コロナウイルス禍の約3年半の運休を経て、23年9月に運航を再開していた。
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