スズキは1日、自社の電気自動車(EV)向け充電サービス「スズキ充電サービス」を始めたと発表した。一部の販売店(118店)に設置されている急速充電器と普通充電器に加え、関西電力系のエネゲート(大阪市)が提供し、約3300基の充電器数(2024年度末時点)を抱える給電システム「エコQ電」にも対応する。

26年1月に発売する同社初のEV「eビターラ」に合わせて、サービスを始めた。EV購入時に会員登録ができ、登録料や月会費は無料だ。利用料金は充電器ごとに設定されており、充電量に応じて支払う。利用にはスマホアプリか会員カードが必要となる。

スズキは順次、対応拠点数を増やしていく。EV購入から3年間はスズキ販売店での充電を割引価格とするサービスも始める方針。利用を促すとともに、販売店への来店機会を増やす。

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