藤田観光の客室清掃の様子

リコーと藤田観光は1日、ホテル客室の清掃を人工知能(AI)で効率化する実証実験を始めると発表した。清掃後の客室に汚れなどが残っていないかを画像解析AIで確認する。清掃スタッフによる目視での確認を代替し、作業時間の削減やサービス品質の維持につなげる。

藤田観光グループのフェアトン(東京・文京)が清掃するホテルグレイスリー銀座(同・中央)など3施設で実証する。期間は2025年12月から26年3月まで。リコーは客室内で撮影した画像データをもとに、AIで清掃後の状態を評価できるかを調べる。

AIで清掃状態を可視化できれば、清掃スタッフの技能向上などに役立てられる。訪日外国人(インバウンド)客の増加などで、客室を効率よく清潔に保つことが宿泊施設に求められている。

リコーは主力の事務機事業を通じて画像解析AIの技術を培ってきた。藤田観光と組み、観光分野での利活用の可能性を探る。

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BUSINESS DAILY by NIKKEI

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