
名古屋市内の主要百貨店4社5店が1日発表した11月の売上高(速報値)は、前年同月比4%増の437億円だった。前年より気温が低い日が多く、アウターなど冬物衣料が好調だった。中国政府による日本への渡航自粛要請があった下旬には免税売り上げの落ち込みが見られる店舗もあった。
JR名古屋高島屋の売上高は6%増の201億円で、11月としては過去最高だった。ウールコートは2.3倍など防寒具の売り上げが伸びた。新しく増床したワイン売り場などが好調で和酒・洋酒の売り上げは3割増だった。中国の渡航自粛勧告が出た14日以降、免税売り上げが前年割れした。

松坂屋名古屋店は2%増の117億円だった。前年同月に改装していた店舗が開店した影響もあり、免税取扱高は2割増、高級婦人服の売り上げが1割増だった。前年の店外催事が好調だった反動で美術などは1割減少したが、その他の高級品の売り上げで補った。
名古屋三越の栄店、星ケ丘店の両店を合わせた売上高は微減の79億円だった。衣料品は堅調だったものの免税売り上げが前年に届かなかった。高級ブランドの衣料・雑貨は2割減となった。中旬以降に中国・香港客の購買が落ち込んだ。
名鉄百貨店は11%増の39億円だった。2026年2月の閉店に伴うセールが好調だったことに加え、高額品の売り上げが伸びた。美術品は前年比8割増だった。
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