
スマートフォンのフリック入力ができない。パソコンのキーボード入力ではブラインドタッチをあきらめた。情報端末機器の操作に苦手意識を持つ方、音声入力に注目してみてはいかがでしょうか。集音デバイスの進化と情報を高速処理する人工知能(AI)の浸透で、使い勝手が大幅に向上しています。関連記事を集めてみました。(内容や肩書などは掲載当時のものです)
ビジネス・クリップ 「ビジネス・クリップ」は日々の記事の中から、ビジネスパーソンに役立つ実践的で、読まれたものを集めたコンテンツです。保存して後から読んでも、移動中に斜め読みしても。あなたのビジネススキルの向上にお役立てください。日本情報処理検定協会が実施する「文章入力スピード認定試験」ではキーボード操作で10分間に1000文字以上入力できると「1級」と認定されます。1分あたりなら100文字以上です。フリック入力は1分あたり50〜80文字が平均的とされ、100文字以上なら周りから「すごく速い」と認められる水準だといえます。
- ・スマホの面倒な文章入力、声でサクサク タイパも向上
- ・AIに強いメタ、ChatGPT対抗サービスを出せない理由
- ・OpenAIの「AI端末」って何? アルトマン氏らの発言から大胆予想
では音声なら1分間にどの程度入力できるのでしょうか。NHKでは、アナウンサーは1分間に300文字の「ゆっくりめ」のペースで話すのが理想とされています。最近の情報端末は利用者の滑舌が悪くなければ「聞き漏らし」や「聞き間違い」をほとんど起こしませんので、上手に使えば、ブラインドタッチやフリック入力に比べて3倍以上のパフォーマンスを得られます。
- ・香川の方言でATM音声案内 ファミマ店内、県内3エリアに分け
- ・障害者にも防災・行政情報を届けやすく 首都圏自治体が環境整備
- ・コンビニの「レジ係」ロボ、東大発新興が28年商用化 人手不足に対応
- ・コカ・コーラ自販機、商品を音声検索 障害者使いやすく
音声が活躍する場は、ビジネスパーソンが個人で利用するシーンだけではありません。高齢者や子供にも簡単に扱えますので、行政窓口や店頭での活用が広がっています。会議で文字起こしをすると同時に英語に翻訳する、といった出力の面でも音声の付加価値は高まっています。
- ・社員のノウハウ、AIが聞き取り 新興のanyが新機能
- ・DeepL、Zoomの多言語会議もAIが即座に翻訳
- ・文字起こしNottaの田村清人COO「AI活用、若者に教え請う」
- ・不正調査やカスハラ対策、音声分析の活用広がる AIの精度向上

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。