生体認証や画像認識サービスを手がけるELEMENTS(エレメンツ)は、香川県坂出市にデータセンターを整備する。閉校した中学校跡地を活用し、人工知能(AI)開発用の画像処理半導体(GPU)サーバーを設置する。2027年度の稼働を目指す。
3日に開かれた香川県議会の経済委員会で寺嶋賢治商工労働部長が明らかにした。県によるとエレメンツの投資額は約120億円となる。電力供給の安定性や既存施設の活用により初期投資を抑制できることから立地を決めたという。
エレメンツは13年に設立した。オンラインでの本人認証サービスの開発などのほか、AI開発用クラウドサービスの提供も手がける。香川県内ではハイレゾ(東京・新宿)もAI開発用データセンターを運営している。
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