
Meiji Seikaファルマは4日、米国のバイオスタートアップLyric Bioに出資したと発表した。希少疾患の治療などに使う免疫グロブリン製剤の製造技術の実用化を支援する。出資額は開示していない。
従来の免疫グロブリン製剤は献血で得られた血漿(けっしょう)から成分を取り出して製造していた。1回の投与分を製造するためには、7〜10人から血漿を採取する必要がある。
Lyric Bioは免疫グロブリンをつくる細胞を体外で培養し、効率的に製造するための技術を開発中だ。実用化できれば、1人の血漿提供者から1000回分以上の投与量に相当する免疫グロブリン製剤を製造できるという。
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