老舗旅館の加賀屋（石川県七尾市）は、同社の電子商取引（EC）サイト内の能登関連商品の販売ページをリニューアルし、取り扱う商品を拡充した。加賀屋の販売チャネルを生かし、能登半島地震で被災した地域事業者の販路拡大を後押しする。
ページ名は「能登半島復興応援 オンラインマルシェ」で、2024年の能登半島地震の発生を機に始まった。リニューアルに伴い、取り扱う企業を14社増やし計16社とし、煮アワビや魚の干物など46の商品を販売する。数百円ほどのお菓子やボールペンから数万円の輪島塗のマグカップまで、価格帯も幅広い。
同取り組みは、能登の被災事業者の新業種への展開などを支援する石川県の制度「チャレンジ支援補助金」に採択されている。
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