「ガリバー」の大型店イメージ

中古車販売店「ガリバー」を運営するIDOM(イドム)は5日、2026年1月にガリバーの大型店を新たに4店舗開くと発表した。大型店は売上台数の確保やアフターサービスの提供により高い収益が得られる。顧客との接点を増やし、一時的な売買にとどまらない店舗経営をめざす。

1月1日に仙台富谷店(宮城県富谷市)、3日に泉北店(堺市)、奈良店(奈良市)、山口店(山口市)を開店する。各店舗に約230〜260台の中古車を展示し、さまざまな顧客のニーズに合った車両を用意する。

店内には、カフェのようなつくりの商談スペース、空港ラウンジをイメージした休憩スペース、子どもが遊べるキッズスペースを設けている。

イドムは27年2月期までに大型店を100店舗体制にする目標を掲げている。11月末時点で約80店舗を開設済みだ。多くの大型店には整備工場を併設している。顧客との接点を増やしながら、アフターサービスの提供で安定した収益を確保する狙いだ。

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