店舗中央のコミュニティースペースを紹介する竹増社長㊧と徳永繁樹・今治市長

ローソンは5日、愛媛県今治市の5つのコンビニでオンライン相談サービスを始めた。コンビニを訪れた客が日常生活の困りごとを専門知識を持ったオペレーターに遠隔で相談できる。同市の生活相談サービスとも連携する。島しょ部の店舗も含まれ、市役所などに出向きづらい市民の利便性向上につなげる。

同日、相談サービスを導入した新店「ローソン今治馬越町三丁目店」のオープンセレモニーを開いた。店内中央に飲食などが可能なコミュニティースペースを設置しており、机上の2台のモニターを通じて、暮らしや栄養、通信などの相談ができる。

新店舗に設けた専用相談ブースを紹介する竹増社長㊨と徳永市長

ローソンと今治市は市民サービスの向上などに向けた包括連携協定を4日に結んだ。新店舗の店内奥には今治市のオンライン相談窓口とつながる専用ブースを設けた。今回、伯方島など瀬戸内の島しょ部の店舗にも同様のサービスを導入した。店舗のデジタルサイネージなどで地域情報も発信する。

セレモニーに出席したローソンの竹増貞信社長は「ナショナルチェーンとしての安心感をベースにしながら、地域密着でしっかりとまちを支えていきたい」と話した。

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