米動画配信大手ネットフリックスは5日、米メディア大手ワーナー・ブラザース・ディスカバリー(WBD)の映画スタジオや配信事業を買収するための最終契約を結んだと発表した。買収額は約720億ドル(約11兆1600億円)となる。
WBDは今年6月、映画や配信事業のほか、CNNなどのテレビ事業を26年半ばまでに分割すると発表。米メディアによると、米メディア大手のパラマウント・スカイダンスやコムキャストも買収に関心を示していた。
ネットフリックスは、WBDの映画・テレビスタジオ事業、動画配信のHBOマックス、ケーブルテレビ局のHBOを買収する。ネットフリックスのグレッグ・ピーターズ共同最高経営責任者(CEO)はWBDの買収によって「私たちはより広い観客に対し、彼らがつくる世界を紹介することができる」とコメントした。
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