ニッスイは25日、東京駅構内の飲食店で完全養殖のブリを使った定食を26日から9月8日まで数量限定で販売すると発表した。「湯締めブリの刺身」、希少部位である頭の部分の肉を使った「かしらにくの油淋鶏風」、「ブリそぼろ」の3品の小鉢に漬物、ご飯、味噌汁が付いて2380円。他メニューを注文した客にはブリの刺し身小鉢を1日100食限定で無償提供する。
「dancyu食堂」でニッスイグループの黒瀬水産が生産する「活じめ黒瀬ぶり」を使用した定食を提供する。黒瀬ぶりは1年間を通して脂がのり、四季を問わず旬のおいしさが味わえるのが特徴だ。
世界的に水産物の需要が拡大する中、供給量に限界がある天然水産物を補う養殖の役割は重要となっている。同社は店内ポスターや卓上店頭販促（POP）を使って、天然の稚魚を採捕しない完全養殖というサステナブルなブリの養殖技術などを紹介する。
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