サンリオは8日、屋外型テーマパーク「ハーモニーランド」(大分県日出町)のリゾート化に向けた基本構想を発表した。雨天でも楽しめる大屋根の設置やロープウエー、電動モビリティーの導入などを検討。長期滞在できるリゾートを目指し、ホテル建設も視野に入れる。初期投資は100億円で、整備完了まで10年程度を見込む。
施設を運営する子会社サンリオエンターテイメント(東京)の小巻亜矢社長が大分県庁で佐藤樹一郎知事らと面会し、構想を説明した。ハーモニーランドは1991年に開園し、現在の年間入場者数は約50万人。リゾート化後は約200万人に引き上げたい考えだ。
リゾート化した「ハーモニーランド」の基本構想イメージ(C)2025 SANRIO CO., LTD. TOKYO, JAPAN 著作 株式会社サンリオ
「ハーモニーランド」のリゾート化構想を発表し、写真撮影に応じるサンリオエンターテイメントの小巻亜矢社長(左から2人目)と佐藤樹一郎大分県知事(左)=8日午前、大分県庁
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