
ちゅうぎんフィナンシャルグループ(FG)は顧客データを集約し、営業を支援する新システムを導入すると発表した。グループ各社が共通のシステムを使い、異なる部門や会社間の情報を連携しやすくする。ライフプランに沿った最適な提案ができる体制を整え、顧客の満足度を高める。
セールスフォース・ジャパン(東京・千代田)が提供するシステムを導入する。2027年1月に稼働予定だ。傘下の中国銀行(岡山市)の法人営業や個人営業を中心に、グループ企業の営業全般で利用する。例えば法人営業では事業承継やM&A(合併・買収)、個人営業では住宅ローンや資産運用の提案などで活用できる。
営業社員はシステムを顧客ニーズの把握に役立てるほか、会話の糸口になる情報を取得できる。生成AI(人工知能)を使って説明用の資料も効率的に作成できる。
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