
JR東海は11日、京都駅八条東口近くで開発中のホテル「コートヤード・バイ・マリオット京都駅」を2026年秋に開業すると発表した。内装は町家をモチーフに、周辺の山を壁面に描くなど京都らしさを取り入れる。今年8月には四条烏丸に同ブランドのホテルを開業しており、京都市内では2カ所目になる。
あわせて、マリオット京都駅の付近で開発を進める大型複合施設に、貸会議室のTKPとスーパーマーケットのフレスコが入居すると発表した。施設は28年開業予定。新ホテルと連携し、MICE(国際会議や展示会)など交流イベントの需要を取り込む。
JR東海の丹羽俊介社長は同日の記者会見で、京都駅東側について「新たに大学ができるなど活気が出ている」と説明。施設の整備を通じて「地元に貢献できれば」と話した。
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