自民党は2026年度の税制改正大綱原案の概要をまとめました。所得税がかかり始める「年収の壁」を168万円としました。このほか、住宅ローン減税の拡充や投資促進減税についても進めます。1分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「自民党がまとめた2026年度税制改正大綱原案の概要」を解説します。
Q 年収の壁ってどんな意味なの?
A 年収の壁とは、年収がある金額を超えると所得税がかかり始めるラインのことです。今までは160万円でしたが、物価上昇を反映して168万円に引き上げられる予定です。
Q 168万円で決着したんだね。
Q 今後の与野党協議でさらに引き上げられる可能性があります。
Q 住宅ローン減税はどうなるの?
A 住宅ローン減税の期限が5年延長され、中古住宅への支援も拡充されます。
Q 投資を促進する減税もあるとか。
A 配当などの利益が非課税となる少額投資非課税制度(NISA)は、投資信託を定期的に積み立てる「つみたて投資枠」を18歳未満にも解禁し、総額600万円(年間60万円)まで投資できるようにします。
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