リサーチプラットフォームの「LINEリサーチ」は2025年10月、定額で回数の制限なく商品やサービスを利用できる定額制サブスクリプション(サブスク)の利用状況を調査、15~69歳の3148人から回答を得た。
定額制サブスクを「利用している」人は全体の58.3%で、年代別では「20代」72.9%、「30代」70.6%が特に高い。50代、60代で利用している人は半数に満たなかった。

利用ジャンルの上位5位は、「動画配信」33.9%、「音楽配信」21.1%が圧倒的に多く、「クラウドストレージ」「ゲーム」とオンラインサービスが続く。リアルのサービスとしては5番目に、フィットネス・ヨガなどの「トレーニングジム」が入った。

1位「動画配信」2位「音楽配信」は全ての年代で共通しており、エンタメ系ジャンルで利用が多いことが分かる。
年代別の特徴としては、10代で「学習・教育」、50代で「電子書籍・雑誌など」、60代で「ソフトウェア」がランクインしている。
若者は低額、中高年では高額利用も
自己負担で定額制サブスクを利用している1725人に、1カ月当たりの合計支払い額を聞いたところ、「500~1000円未満」「1000~2000円未満」が各20%強で、ほぼ半数はサブスクへの支払いを月額2000円未満に抑えている。
年代別では、10代は「500円未満」の割合が他の年代より高く、40代以上になると「5000円以上」を支払っている人が約20%に上った。

【資料】
- LINEリサーチ「『定額制サブスク』利用状況調査」
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