オリンパスは15日、傘下のコーポレート・ベンチャー・キャピタル(CVC)に1億5000万ドル(約230億円)の追加出資を決めたと発表した。出資額はトータルで2億ドルに膨らむ。段階的に出資し、投資期間は最長10年間を予定する。有望な医療スタートアップを支援し、将来のM&A(合併・買収)や企業連携の可能性を広げる。

今回の出資は2021年に米国マサチューセッツ州で設立したオリンパス・イノベーション・ベンチャーズの2号ファンドの位置づけだ。オリンパスの事業領域と重なる消化器科、呼吸器科、泌尿器科に関わる技術を投資対象とする。成長の初期段階にある企業を中心に出資し、技術開発を後押しする。

21年以降の投資実績は9件。投資先には内視鏡の分析に関わる人工知能(AI)技術を持つ企業や、手術中にがんの位置を分かりやすく示す薬剤を開発する企業がある。今回の追加出資による2026年3月期の業績への影響は軽微という。

BUSINESS DAILY by NIKKEI

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