
三井化学は15日、自動車部品などに使われるポリウレタン原料の生産能力を10万トン増強すると発表した。韓国の工場で、年間の生産能力を61万トンから71万トンと16%増やす。2024年に増強したばかりだがフル稼働状態で、需要増に対応する。
増産するのは「ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)」で、韓国の関係会社「錦湖三井化学」で生産している。24年9月に生産能力を従来比で5割増やしたばかりだが、自動車のシートや吸音材、住宅の断熱材など向けで需要が旺盛だ。投資額は非公開で、既存設備の処理能力の増強で生産量を引き上げる。
三井化学は石油化学関連事業で構造改革を進めており、中国の増産影響で競争が激しく採算が悪化している製品では生産縮小や撤退を進めている。MDIは需要も高く、高い機能性やリサイクル設備による二酸化炭素排出量削減などを強みに事業拡大を狙う。
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