オフィス仲介大手の三鬼商事が発表した11月の福岡ビジネス地区(天神など主要6地区)のオフィス空室率は、前月比0.06ポイント低い4.87%だった。需給均衡の目安となる5%を4カ月連続で下回った。オフィスの新設や統合で成約が増えたほか、解約は小規模な案件にとどまり空室面積が減った。天神エリアは0.01ポイント低下し9.05%だった。

福岡ビジネス地区の空室面積は1カ月間で約1650平方メートル減少した。1坪(約3.3平方メートル)当たりの平均賃料は前月より45円高い1万2245円だった。

オフィス仲介大手の三幸エステートが15日発表した福岡市全体の11月のオフィス空室率は、前月比0.33ポイント低い4.33%だった。平均賃料は1坪当たり1万5650円と、23円下がった。

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