川崎重工業はアジア諸国・地域向けに新型産業用ロボットの販売を始めた。電機・電子機器業界で組み立てや搬送用に小型ロボットの需要が高まっていることに対応。生産性を高めるため、コンパクトな設計にして狭い空間への配置や密集配置ができるようにした。剛性を高め防じん・防水性能も備えている。
アジアで販売を始めたのは6軸垂直多関節ロボット「RS025S」で、最大可搬質量は25キログラム。旋回干渉半径は278ミリメートルとクラス最小といい、省スペース化に寄与する。高剛性設計で先端たわみ量を従来機種比60〜70%減らし精密作業も可能にした。防じん・防水性能は最高水準に近いIP67相当としている。
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