商船三井は16日、シンガポールの物流会社「コモンウェルス コクブ ロジスティクス」に出資したと発表した。出資比率は15%で出資額は非公表。冷凍食品などのコールドチェーンに強い会社で、資本参画を通じて東南アジアでの物流事業を強化する狙いだ。
同社はシンガポールで温度調整が可能な倉庫を2つ運営している。商船三井はそのうちの1つに出資している。今回は運営会社にも出資して、東南アジアでのコールドチェーンの強化を目指す。
商船三井は好調な海運市況を背景に事業投資を加速している。市況に左右されにくい事業構造を目指し、物流のほか不動産などに事業を広げている。
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