SCSKは業務用大型コンピューターで用いるプログラミング言語「COBOL(コボル)」利用企業の支援事業を本格的に始めたと発表した。金融機関システムなどで取り入れられてきたものの、利用が縮小傾向にあるコボルを使ったシステム刷新や開発、運用を後押ししていく。
「COBOL PARK(コボルパーク、東京・江東)」を6月に設立した。SCSKが株式の66.7%を保有し、残りをベトナムIT大手FPTの日本法人、FPTジャパンホールディングス(HD、東京・港)が出資する。
コボルは業務用大型コンピューター「メインフレーム」で動作するソフトウエアの開発に使われてきた。ただクラウド化が進む中で、メインフレーム市場が縮小。コボルを扱える技術者が減少し、システムの刷新が難しくなっている。
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