
ホンダは16日、自動車部品メーカーのAstemo(アステモ)を子会社化すると発表した。現在の出資比率は40%だが、1523億円を投じて同じく40%を出資する日立製作所から21%分を取得する。2026年4〜6月に完了する予定で、ホンダの出資比率は61%となる。子会社化することでアステモのソフトウエア開発力を取り込み、自動運転車の開発を進める。
アステモは日立とホンダが、日立の子会社だった日立オートモティブシステムズと、ホンダが筆頭株主だったケーヒン、ショーワ、日信工業の4社を統合し、21年1月に日立アステモとして設立した。当初は日立の子会社だったが、23年10月にホンダと日立が40%ずつを持つ体制となっていた。
ホンダは親会社としてアステモの成長を後押しし、将来の新規株式公開(IPO)を目指す。
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