佐賀銀行は業務のペーパーレス化に伴い不用になった書類保管用のキャビネットなどオフィス家具を地域の公共団体や福祉施設、教育機関などに寄付する。廃棄物削減と資源の有効活用を目指す。
店舗で使っていたスチール製のオフィス家具を寄付する。高さ180センチ程度の大型キャビネット、引き出し付きの事務机、ロッカーなど約100点をリストアップした。
寄付先は佐賀県内のほか、同行の支店がある福岡、長崎両県の公共団体や福祉施設、学校・教育機関や地域貢献活動を行う団体などを想定する。12月24日〜2026年1月30日に応募を受け付ける。
従来は紙で保存していた顧客管理情報などのデジタル化が進み、キャビネットや引き出し類が不用になった。坂井秀明頭取は「ほぼ新品に近い、鍵なども完備した状態の良いものを寄付することにした」と話す。同行では24年に約160点のスチール製家具を廃棄し、約450万円の処分費用がかかっていた。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。