三井住友銀行とくら寿司は、小学生向けに金融と食育に関する出張授業を開いた(17日、大阪市淀川区)

三井住友銀行とくら寿司は17日、大阪市内の小学生向けに金融と食育に関する出張授業を開いた。社員が講師を務め、自社の取り組みを交えながら金融や食品ロスについて発信した。両社は子供を対象にした出張授業などをそれぞれ行っているが、今回はじめて合同開催した。

小学4〜6年生の14人が参加し、ワークショップやクイズを通して理解を深めた。三井住友銀行は模擬紙幣を使ってお金の重さや数え方を体験できるプログラムを実施した。くら寿司も実寸大のサカナの模型を用いて、持続可能な開発目標(SDGs)をテーマに講座を開いた。

大阪市社会福祉協議会と連携の上、NPO法人が手掛ける地域のコミュニティスペースで開催した。三井住友銀行の担当者は「こうした活動は社会課題の解決のほか、社員の成長にもつながる。今後も他社と協業して取り組んでいきたい」とした。

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