
メルカリは17日、ホビー商品販売の駿河屋(静岡市)と資本・業務提携契約を同日付で締結したと発表した。駿河屋の取り扱うフィギュアやトレーディングカード、ゲームなど数百万点をメルカリのフリマ上から購入できるようにする。海外で人気の高い日本のエンタメ・ホビー商品を充実させる。
将来は駿河屋の全商品の在庫とフリマを連携させる方針だ。エンタメ・ホビー分野では日本最大級の商品数になると説明している。また、台湾と香港向けの越境フリマアプリ「グローバルアプリ」上には駿河屋の電子商取引(EC)サイトを展開する。商品名や説明文は人工知能(AI)が現地の言語に自動的に変換する。
メルカリの迫俊亮執行役員は「駿河屋の膨大な在庫とメルカリの越境EC基盤が組み合わさることで、世界中のお客様が日本のエンタメ・ホビーを購入する基準となるプラットフォームに進化していく」とコメントした。
駿河屋の杉山綱重社長は「エンタメ・ホビーをはじめとした日本の多様な文化的魅力を世界のお客さまに届けていく」とコメントを出した。
両社は米国に日本のエンタメ・ホビー関連の商品を取り扱う旗艦店の開業も検討する。商品の真贋(しんがん)鑑定などでも連携する方針だ。
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