
日立製作所は18日、グループで鉄道事業を手掛ける日立レールがスイス国鉄のSBBと鉄道路線のデジタル化を推進する契約を結んだと発表した。最長25年をかけて既存システムを更新する。プロジェクトは独シーメンスなどと共同で、契約金額の総額は15億ユーロ(約2745億円)。
SBBとは当初10年の期間で契約し、25年まで延長可能。信号機や線路の分岐を操作する転轍(てんてつ)機を連動させるための装置などを更新する。日立レールは線路区間の制御や監視に強みを持つ。関連データを収集して分析し、メンテナンス費用を削減するなど鉄道運行を効率化する。
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