帝国データバンク神戸支店が実施した兵庫県内企業のメインバンク調査(2025年11月末時点)によると、1位は三井住友銀行でシェアは18.32%だった。03年の調査開始以降23年連続のトップで、24年に比べるとシェアは0.45ポイント減少した。2位のみなと銀行のシェアは11.9%だった。
県内5万3761社のメインバンクを集計した。3位は尼崎信用金庫の8.06%だった。シェア上位10行のうち6行が信用金庫となった。兵庫県は地域との結びつきが密接な信金の影響力が比較的強く、エリアごとにシェア1位の金融機関が大きく入れ替わる。
直近2〜3年の金利上昇局面で企業が金融機関に支払う利子は増えている。調査した担当者は「企業へ足しげく通って経営や事業の相談に応じるなど、負担増に見合う価値を提供していると感じてもらえる銀行がメインバンク社数を伸ばしている」とみる。
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