ドアは天井まで届く高さを標準仕様にして、ガラスの採光部を広くした

パナソニックホールディングス(HD)の住宅設備子会社、パナソニックハウジングソリューションズは18日、部屋を広く見せられる内装建材を発売すると発表した。内装材ブランド「ベリティス」をリニューアルする。ガラスの採光部を広くした明るい色柄のドアなどを投入する。2026年4月から工務店など経由で受注を始める。

住宅価格が上昇し、新築物件の購入が難しくなるなか、リノベーション需要が高まっている。特にリビングに開放感を求める消費者が多い。

ドアは灰色とベージュを合わせた「グレージュ」系で柄の選択肢を増やした。明度が高く、より開放感を感じられるという。

これまでオプション料金が必要だった、天井まで届く高さのドアを標準仕様にした。開けたときにより室内の広さを感じられる。ドアのちょうつがいを見えなくし、すっきりしたデザインにした。

同日、工務店など向けに、間取り図から人工知能(AI)でリフォーム費用の見積もりができるサービスも26年4月から提供すると発表した。人手不足が課題のなか、作業時間の短縮につなげる。

【関連記事】

  • ・パナソニックHD住宅子会社、狭小住宅向けキッチン間口1割狭く
  • ・パナソニックHD系の住設子会社、提携工務店のリノベ事業支援
  • ・パナソニックHD、住宅設備子会社をYKKに売却 構造改革を加速

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。