
日本電機工業会(JEMA)は18日、11月の白物家電国内出荷額が前年同月比0.4%増の2061億円だったと発表した。エアコンなどがけん引し、3カ月連続プラスだった。2027年に省エネ基準が引き上げられることを背景にエアコンの需要が高まりつつある。インフルエンザなどの流行で空気清浄機や加湿器も好調だった。
製品別に見ると、エアコンの国内出荷額は5.3%増の550億円だった。3カ月連続プラスだった。台数は1.5%増の53万2000台で金額、台数ともに伸長した。27年4月にエアコンの省エネ基準が引き上げられ、低価格モデルの減少や本体価格の高騰が懸念される。
インフルエンザの流行で空気清浄機の出荷額が3カ月連続増加し、前年同月比23.3%増の70億円だった。台数も24%増の20万7000台と大きく伸びた。加湿器の出荷額も24億円と7.1%増加した。
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