現在運行している東京BRTの車両=都提供

 都心と臨海部を結ぶ都のバス高速輸送システム「東京BRT」について、都は23日、これまで検討路線としてきた東京駅方面への延伸を発表した。2026年秋ごろの運行開始を目指す。

 都によると、新たにできる「東京駅ルート」は、東京オリンピック・パラリンピック選手村跡地のマンション群「HARUMI FLAG(晴海フラッグ)」(中央区)と東京駅(千代田区)間で運行。築地エリアや銀座エリアに停留所を新設する予定という。

新設される「東京ルート」=都提供

 東京BRTは、東京大会に合わせて開発が進んだ臨海部エリアの交通アクセス向上を目指し、20年10月に運行を開始。現在は虎ノ門ヒルズ(港区)―豊洲(江東区)、東京テレポート(同)のほか、新橋(港区)から晴海フラッグ方面など計4ルートがある。【遠藤龍】

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