ローソンは23日、低価格コンビニ「ローソンストア100」の一部を2026年春から小型スーパーに転換する方針を明らかにした。買い物を近所で済ませたい高齢者や一人暮らしを狙う。

 「ローソンストア100」は05年にスタートし、現在は首都圏と東海、関西にあわせて約600店ある。このうち首都圏と関西の直営6店を、生鮮品や総菜を充実させた食品中心の小型スーパーに改装する。

 26年3月から8月にかけて試し、うまくいけば30年度までに、加盟店の改装や新店を含め100店まで増やす方針。物価や人件費が上昇しており、低価格商品で稼ぐのが難しくなっている事情もありそうだ。

 首都圏の小型スーパーをめぐっては、イオン傘下の「まいばすけっと」が急拡大しており、福岡生まれの「トライアルGO」も新規出店した。競争が激しくなりそうだ。

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