電子部品を製造する東京コスモス電機は24日、同社の監査等委員も務める社外取締役の4人が同日付で辞任したと発表した。辞任の理由は「本人の一身上の都合による」という。辞任するのは山本隆章氏、小野正典氏、森田貴子氏、山口鐘畿氏の4人。後任については、手続きが完了し次第公表するとした。
東京コスモス電機は6月の株主総会で、アクティビスト(物言う株主)の株主提案が可決され社長を含む経営陣が総入れ替えとなった経緯がある。6月からはアクティビストファンドの責任者である門田泰人氏が社長に就任し、経営の指揮を執っている。
今回辞任する4人は、株主総会の前から監査等委員を担っていた。辞任により同社に残る社外取締役は、株主提案によって選任された役員のみとなった。
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