24日の米ニューヨーク株式市場で、主要企業でつくるダウ工業株平均は前日の終値より200ドル超上昇し、約2週間ぶりに過去最高値を更新して取引を終えた。この日はクリスマスイブで通常より短い午後1時までの取引だったが、5営業日連続で上昇した。

 ダウ平均の終値は、前日より288.75ドル(0.60%)高い、4万8731.16ドルとなった。ヘルスケアや金融、生活必需品など、幅広い銘柄で買いが優勢となった。

 中でもナイキは、前日の終値から4.64%の大幅上昇となった。米証券取引委員会(SEC)への提出資料で、取締役を務めるアップルのティム・クック最高経営責任者(CEO)がナイキ株を追加で取得したことが明らかになり、買いが広がった。

 25日はクリスマスのため、ニューヨーク株式市場は休場となる。

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