大手電力10社は25日、2026年1月使用分(2月請求分)の家庭向け電気代を発表した。政府の電気・ガス代補助金が再開するため全社で値下げとなる。平均的な使用量で25年12月分と比べて1028〜1175円安くなる。

政府は暖房需要が高まる1〜3月分で電気・ガス代へ補助金を出す。電気代は1〜2月分で1キロワット時あたり4.5円、3月分で同1.5円を支援する。東京電力が平均的な使用量とする260キロワット時の場合、1月分は1170円が補助される。

大手ガス4社も25日、原料価格に基づく26年1月使用分のガス代を発表した。平均的な使用量で419〜548円引き下げる。ガス代は1〜2月分で1立方メートルあたり18円、3月分で同6円の政府補助が出る。

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