大阪チタニウムテクノロジーズのスポンジチタン製造工程

大阪チタニウムテクノロジーズは26日、日本政策投資銀行から50億円を調達したと発表した。日本政策金融公庫による長期・低利の融資を、特定の金融機関を通じて受ける「ツーステップローン」という制度を活用する。チタン材の中間原料である「スポンジチタン」の生産能力増強に向けた設備投資に充てる。

大阪チタニウムのチタンは航空機のエンジンなどに用いられる。同社は24年、スポンジチタンの生産能力を現行の年間4万トンから5万トンに引き上げる計画を発表した。投資額は約330億円で、27年度中の完了を目指す。計画が経産省の「特定重要物資の供給確保計画」の認定を受け、ツーステップローンの利用に至った。

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