出光興産は、海中の二酸化炭素(CO2)を吸収する効果を持つカギケノリ(赤海藻)の養殖技術を持つ米ハワイのSymbrosiaに出資したと発表した。海洋生態系で海中のCO2を減らす「ブルーカーボン」技術を活用したCO2回収・利用(CCU)のビジネスモデル構築を目指す。

出光の100%子会社である出光アメリカズホールディングスを通じて出資した。海藻などの海洋生態系により海中に吸収・貯蔵される炭素はブルーカーボンと呼ばれ、CO2を減らすネガティブエミッション(負の排出)技術の一つとして注目されている。Symbrosiaが養殖・栽培するカギケノリは、成長過程において多量のCO2を吸収することが確認されているという。

出光は2023年に海洋資源分野のスタートアップに投資する米Hatch Blueに出資し、ブルーカーボン事業の創出に向けた共同検討をしている。この共同検討を通じてSymbrosiaに注目し、今回の出資に至った。

将来は、同社の技術を活用したブルーカーボン事業の日本沿岸地域での展開を視野に入れるとともに、バイオ製品分野での培養・抽出技術や市場開拓などの協業も検討する。

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