日高屋では砂肝などの低価格メニューの販売も好調だ

ハイデイ日高が6日発表した2025年3〜11月期の単独決算は税引き利益が前年同期比30%増の35億円だった。同期間では3年連続で過去最高を更新した。中華料理チェーン「日高屋」でアルコール飲料の値引きフェアや、砂肝などおつまみを中心とした低価格メニューが好調だった。デジタル機器を活用しコストも抑えた。

税引き利益の通期予想に対する進捗率は87%と高水準だったが、26年2月期通期の業績見通しは従来予想を据え置いた。

同日の株価は取引時間中の午後3時の発表後に一時前日比4%安まで下がった。終値は3%安の3350円。事前に上方修正を期待する見方が多く、失望売りが出たようだ。

3〜11月期の売上高は13%増の461億円、営業利益は31%増の52億円。いずれも過去最高だった。既存店売上高は9%増と好調だった。日高屋では24年に実施した値上げなどが寄与し、客単価が5%増だった。アルコール飲料など一部のドリンクを値引きするフェアやおつまみなどの低価格メニューも伸び、客数は4%増だった。一部の店舗で営業時間を延ばし、深夜の飲酒需要を多く取り込んだ。

デジタル機器の活用などで店舗運営の効率化を進め、売上高販管費率は58%と2.5ポイント低下した。既存店の増収効果に加え、タブレット式注文端末やセルフレジなどの設置を進めたことが寄与した。コメや豚肉などの原材料価格高騰で売上高原価率が30.6%と1ポイント上昇した影響を補った。

今期通期の売上高は前期比8%増の600億円、税引き利益は0.2%増の41億円を見込んでいる。

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