堀場製作所の血液分析装置「Yumizen Banalyst M120」

堀場製作所は27日、従来製品と比べて検査にかかる時間を最大3割ほど短くできる血液分析装置の新製品を発売したと発表した。医療機関で糖尿病などのスクリーニング業務を効率化できる。希望販売価格は税別220万円。2029年までに2000台の販売を目指す。

発売した「Yumizen Banalyst M120」は血液に含まれるヘモグロビンの一種などを分析できる。測定時間は成分ごとに5〜7分ほど。内部の構造を見直して堀場製作所の従来製品と比べて3割ほど時間を短縮したという。糖尿病などを検査する医療機関の負担や患者の待ち時間を減らす狙い。

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