米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が米司法当局の刑事捜査の対象になったことを受け、12日の米ニューヨーク商品取引所で金(ゴールド)の先物価格が上昇し、前週末の終値から2%超上昇し、1オンス=4614.7ドルで取引を終えた。4600ドル台をつけるのは初めて。中央銀行の独立性が揺らぎ、金融政策が不透明になるとの見方から、安全資産の金が買われた。
ニューヨーク株式市場では、取引開始直後から株が売られ、一時は前営業日の終値から500ドル近く値下がりした。しかし、その後買い戻す動きが出て、終値は前営業日より86.13ドル(0.17%)高い、4万9590.20ドルとなり、2営業日連続で過去最高値を更新した。
パウエル氏は11日、動画メッセージを公開し、米司法省がFRBに刑事訴追の可能性を示唆する大陪審への召喚状を送ったと明らかにした。FRBの本部ビルの改修工事を巡る議会での証言に関するもので、パウエル氏は、大幅な利下げを求めるトランプ大統領に従わなかったことが、この事態を招いたとの見方を示唆した。
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