
焼酎メーカーの薩摩酒造(鹿児島県枕崎市)は15日、ウイスキーを製造する火の神蒸溜所(同市)にビジターセンターを開業する。見学ツアーでは、音の反射を遮る無響室で嗅覚や味覚に神経を集中させてテイスティングを楽しめるようにした。同社によると、無響室で試飲できる施設は世界初という。
枕崎市街と周辺の海や山々を見渡せるバーも設けた。ツアーは予約制で、料金は蒸留所見学やバーでの試飲が2000円、無響室体験付きが3000円。併設のショップは予約無しで立ち寄れる。年間1万人程度の来訪を見込んでおり、海外のジャパニーズウイスキー愛好家からも予約が入っている。

同社は2023年にウイスキーづくりを始め、熟成を終えた製品の出荷が今後本格化する。知名度を高めファンを増やすためビジターセンターを開設する。
ウイスキー蒸留所としては日本本土で最も南に位置し、鹿児島市などからの移動には時間がかかる。本坊直也・洋酒事業本部長は「枕崎に来ていただくため、ここにしかない価値を提供したい」と話す。
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