
関西エアポートは13日、関西国際空港を2025年12月に発着した中国方面便の乗客が前年同月比39%減の34万4000人(速報値)だったと発表した。国際線全体も1%減った。国際線の乗客が前年同月比で減少したのは22年1月以来だ。一方、25年通年では国際線の乗客は2750万人(24年比15%増)で過去最高となった。
25年12月の中国便の発着回数は、前年同月比40%減の2286回だった。同様のスケジュールで運航を予定していた25年11月からは43%減っている。関西エアは25年12月1日時点で当初予定より最大34%減便すると見込んでいた。運休・欠航が想定よりも多くなった。

関西エアの山谷佳之社長は「中国の地方都市からの便は団体観光客が多く、需要も落ちやすい」と話す。
25年12月の中国以外の旅客数は全ての方面で増えた。年末年始の海外旅行客が回復し、ハワイ・オセアニア・グアムの路線で18%伸びた。韓国や東南アジア、台湾も10%前後増加した。
25年通年の国際線発着回数は2%増の14万7518回となった。3月に第1ターミナル国際線エリアを大規模改装したほか、発着枠も3割以上拡張したことなどが功を奏した。8月には外国人利用者数が成田空港を上回るなど、インバウンド(訪日外国人)を受け入れる関西の玄関口として存在感が高まっている。
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