中部電力浜岡原発の3号機(左)と4号機=静岡県御前崎市で2026年1月8日午前、本社ヘリから

 中部電力が浜岡原発(静岡県御前崎市)の耐震設計の目安となる「基準地震動」のデータを不正に操作した問題で、原子力規制委員会は14日の定例会で、中部電に対して報告を求める命令を出すことを決めた。同社本店(名古屋市東区)には近く立ち入り調査を行い、事実関係を把握する方針。

 原子炉等規制法に基づく報告徴収命令で、中部電は書面で不正行為の詳細を規制委に回答する必要がある。

 中部電は浜岡原発3、4号機の再稼働に向けて規制委の審査を受けていたが、不正の発覚を受けて昨年12月から審査は中断している。同社は第三者委を設けて調査するとしている。

 過小評価したとみられる地震動につじつまが合うようにデータを作成するなどしていたことから、規制委は「捏造(ねつぞう)」に当たるとしている。【木許はるみ】

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