光学系部品のオキサイドが14日発表した2025年3〜11月期連結決算は、最終損益が3億1300万円の赤字(前年同期は29億円の赤字)だった。同社単体の業績は堅調だが、中東情勢の混乱長期化で23年に買収したイスラエルの子会社ライコルの赤字が想定以上に長引いており連結業績の重荷になった。

売上高は前年同期比11%増の63億円だった。事業別では半導体関連が1%増の30億円、がん診断用の陽電子放射断層撮影装置向け部品などのヘルスケアが47%増の15億円、データセンター向け部品などの新領域が6%増の17億円。

営業損益は2億5800万円の赤字(同3億5600万円の赤字)。オキサイド単体は4億1000万円の黒字だが、ライコルの赤字が当初予想の7倍強の3億8200万円に膨らんだ。現地の原材料費高騰などで収益構造が悪化したという。24年10月設立の次世代パワー半導体材料の子会社オキサイドパワークリスタルは2億7400万円の赤字だった。

26年2月期の連結業績予想は据え置いた。売上高は前期比4%増の87億円、純利益は7400万円(前期は27億円の赤字)を見込む。ライコルの営業損失は4億3200万円を見込むが、オキサイド単体の増収増益でカバーするとしている。

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