
三菱重工業は14日、カタールで最新鋭の大型火力発電所向けガスタービンの「M701JAC形」を初めて受注したと発表した。2028年に運転を始め、カタールの送電容量の20%にあたる240万キロワットの電力を供給する。将来的には水素を使った運転も可能になるとして脱炭素需要を取り込む。
首都ドーハ近くの発電施設「ファシリティE」に設置する。天然ガスで駆動するガスタービン4台を使う。発電時の廃熱を海水の淡水化にも活用し、1日あたり49万トンの水を供給できるという。
JAC形ガスタービンは高温で天然ガスを燃やすことで高効率な運転を可能にする大型機種だ。燃焼機と呼ぶ部品を交換することで天然ガスに水素を混ぜて使うこともできる。低炭素のエネルギー源への移行を目指す中東各国の需要取り込みを目指す。
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