
共英製鋼は14日、鉄筋用の異形棒鋼を値上げすると発表した。異形棒鋼の価格を1トンあたり10万円とし、同日から適用を始めた。同社が販売価格を市場に提示するのは、12万円としていた2022年4月以来。
西日本では9万円前後で取引されており、約1割の値上げとなる。残業時間規制による労働力不足で建設計画の遅れが生じており、生産縮小による固定費の負担が増していたため値上げを要するとした。
電気代や人件費、輸送費などの上昇も経営を圧迫する。共英製鋼の西村周上席執行役員は「工事量が大きく伸びる見込みはなく、今の生産量が続くとすれば経営には厳しい」と話した。
同社は25年10月にも異形棒鋼の価格を2000円引き上げると発表していたが、販売価格は明示していなかった。市況の低迷で採算が悪化しており「強いメッセージを送るため」(西村氏)に今回、具体的な価格を公表した。
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